「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の性能表示制度による省エネルギー等級3〜4が法令化されますが断熱性能だけではなく、自然エネルギーも利用しましょう。
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地中熱を利用して冷暖房、床暖房、給湯に熱交換する事ができます。
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地下水を利用してトイレ、浴室に使用します。
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雨水を利用してトイレに使用できます。
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潜熱を利用します。
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太陽光発電を利用して発電する。
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太陽熱を利用して
水を温めお風呂に使用する。
1 地中熱を利用して冷暖房、床暖房、給湯に熱交換する事ができます。
SP免震基礎工法の鋼管杭を利用して地中熱を拾い冷暖房に利用できます
。
静岡県ではおよそ15℃から18℃(地域により異なる)の地中熱を拾えます。
基礎杭・採熱専用杭方式と云い、住宅や建築物の基礎杭(5〜30m程度)を利用し、
その中に熱交換のチューブを入れる方式です。
・建築用鋼管杭を利用するためボーリング工事費が不要となる。
・口径が大きくなるほど、多大な採放熱性能を発揮する。
・大規模な物件等で採用実績が多い。
・北海道、東北では融雪に利用しています。
暖房運転
外気より高い温度の地中熱を熱源として、暖房を行うため効率の良い暖房運転が行えます。
また、除霜運転が不要となり、連続的な運転が行えます。
冷房運転
外気より低い温度の地中熱を排熱源として、冷房を行うため、効率の良い冷房運転が行えます。
また、冷房排熱を外気に放出せず地中に放熱するため、ヒートアイランド現象の抑制に繋がります。
2 地下水を利用してトイレ、浴室に使用します。
井戸を活用しましょう。
トイレ・庭の散水には十分です。必ずしも浅い井戸で水が出るとは限りませんので、
専門家又は当社にご相談下さい。
3 雨水を利用してトイレに使用できます。
雨水を溜めて散水・トイレに流す事ができます。
雨水だけでトイレ利用する場合は相当な水量が必要になりますのでご相談ください。
4 潜熱を利用します。
アイウォールシステム
日射でオーバーヒートした室内の熱や生活廃熱を蓄熱・放出する技術を北海道職業能力開発大学校・
石戸谷祐二教授(工博)を中心に進めているのが
アイウォールシステムです。
熱を蓄熱する材料をPCM(Phase Change Materials)と云います。
融点25℃のパラフィン(PCM)を石膏プラスターや漆喰、珪藻土などに混ぜて左官で室内の壁や天井に塗り室内の熱を蓄熱します。
例えば冬期の日中に室内で25℃を超えると熱をPCMに蓄熱し25℃を下回ると熱を放出します。
25℃の温度で設定されたPCMは25℃以上の温度で蓄熱する事はありません。ただし融点は自由に設定できます。
5 太陽光発電を利用して発電する。
工事中です。
6 太陽熱を利用して水を温めお風呂に利用する。
工事中です。